「んぁ?…ああ。 気にすんな。行ってこいよ。」 ニコッと笑いながら言ってくれた凪斗に軽く手を振って生徒会室に向かった。 ――コンコン 生徒会室のドアを軽く叩く。 「……どうぞ。」 向こうの声を確認してドアを開く。 偉そうな椅子に1人座っている生徒会長に近づいく。 会長は何かよく分からない資料に目を通している様子……。 「繭夜!!何か用事?」