『どれ、(今居る彼女が口うるさくてきつい。くさくさしてたら、前から親しかった女の子に誘われてーって、黙っててくれよな。料金弾むから。とにかくおれっち幸せになりてーんだ。どっちとも)』
『で、その本命の彼女からはこう(あれはただの浮気なの。本命は今の彼氏だけ。おねがい、浮気のことは黙ってて)』
『こんなんばっかりか』
『あー、……ほっとんどが』
あたりは昼だというのに白い月が見えている。
『正しいことは恋愛に不必要なのかな』
『嘘をつくのは君らしくない。まあ、恋愛は夢、だからな』
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