恋海-私と彼の恋の伝説-


海はあたしの顔を見るなりかなり心配そうに聞いてくる。


何で??


「何で??」


「顔が人形みたい。」


”人形”という言葉にあたしは硬直した。


人形?あたしが?


何で、そんなこと思うの??


何で?!


あたしは、人形じゃない!!


「あたしは人形じゃない!!」

あたしが怒鳴り声を上げて言うと、クラスの子たちがあたしの方へ振り返った。


「誰も、人形だとは言ってないだろ!!」