恋海-私と彼の恋の伝説-


けど、とりあえず何か反応でもしておかないといけないのだろうか。


「ふーん、あたしも東京から来た。」

「なんで、この島に来たんだ??」

「別に、理由なんてないの。」


あたしが素っ気なく答えると、彼はあたしの頭に手を乗せた。

あたしは、いきなりの行動で体が思い切り震えてしまい、それと同時に恐怖感を覚えた。

昔、頭に手を乗せられることによって、いきなり鷲掴みをされ持ち上げられていた。


このことを虐待っていうんだけど・・・


「・・・、いきなり何・・・??」

「さみしそうな顔してっから撫でてあげようかと思って。」

「余計なお世話よ!!」


それに、さみしくなんかないし。