恋海-私と彼の恋の伝説-


「はやいよ。」



そして、雫ちゃんは口をつきだして不満そうな顔をする。


そして、ところどころに見える汗で、雫ちゃんは少し限界だったのだろう。



「ごめん、雫。」

「しずく、うみおにいちゃんと、さつきおねえちゃんのまん中でてをつないであるきたい!!」


雫ちゃんは一気に元気になり、あたしと海の間で歩きたいと言い出す。

そんな無邪気な雫ちゃんにあたしは羨ましいと思っていた。


あたしになんかそんな時代なかったから。


あたし、いつも家の中で一人だったし。


だから、羨ましいのかな…