もしかして、あたしは愛されていないの?? 何で、こんなに不安にさせるの?? あたしは…海のことを信じてもいいの?? また、闇に突き落とすの?? 海なんか、海なんか、海なんか… 「離して。」 あたしはかなり低い声で言った。 「皐月!!」 あたしは、自分でも分かった。 狂い始めた時のように今あたしは狂っている。