「そっか…そういうことなら、私も今日は一緒にいたい」 そう言い終わるかどうかの所で唇を塞がれていた。 完全に自分の中でのストッパーが外れたことがわかった。 溢れ出した思いを今日くらい彼にぶつけてもいいだろう。 美化された学生時代の青春をこんな形で改めて終わらせても構わないと思ってしまった。