「良い笑顔だな・・・」
「・・・だ、だれ?」
かすれた小さな声が
後ろから聞こえてきた
「ア、アリサさん?!」
目を覚ましたアリサさんが
私の気配に気付いたのです
「あら・・・
初めましてね。あなたは誰?」
ちょっとハスキーな声は
呼吸器を通して言ってるからか
少しこもっていて
聞き取りづらかった
「コウくんやリョウの友達の
高橋ハナといいます。
アリサさんのことはリョウから
聞いていて
今日はコウくんの付き添いで
来ました。」
私初めて会うアリサさんに動揺して
少し早口になってしまった
「フフッ、少し落ち着いたら?」
アリサさんは笑って私の方を見た
「あはは・・・。」
私は頭を少しかいて
照れながら返事をした
「コウとリョウは学校ではどう?」
アリサさんの声は
少し意識がはっきりしてきたのか
さっきよりも大きくなった

