夏の空は蒼く輝く



ポツッ

私は冷たい物が当たった頬に
手を添えた

「・・・雨」

さっきよりも暗くなった空から
雨がポツポツと
降り始めた

私は校舎に戻り荷物を持ち
学校を後にした

そして何も考えず
ただ気の向くままに
足を運んだ

折りたたみ傘から
雨粒がしたたり落ちるほど
雨脚は強くなった

「ここは・・・。」

気がつくと
クリスマスの時に訪れた
あの小さな公園に来ていた

私はあの時座っていた
ブランコに近づいた


そういえばあの子
どうしてるかな・・・

あれから約2ヶ月経ってるけど
ココに来たのはあれ以来
初めてだから
もちろんあの子にも
会ってはない


ブン ブン


考え事をしていた私の耳に
ブン、ブンという
音が聞こえてきた