託児所から家までこんなに距離短かったかな。 考えごとしてると、何もかもあっと言う間。 「…あたしは大悟が好き…」 そっと呟いてみた。 咲和はあたしをきょとんとした顔で見た。 「マンマ、パッパ!」 きゃっきゃしながら、咲和は言った。 「え?」 あたしは咲和が言葉を理解できるのかと驚いた。 「咲和、言葉分かるの?」 あたしは咲和に尋ねた。 しかし、咲和はただただ笑っていた。