酷だの毒だのと言っている場合ではない。
猛毒である。
まるで彼女が生きていたのが不思議なくらいだ。
竜神様に仕えようとしても自分には無理難題をふっかけられるし、それで彼女は半ばあきらめきって無意識にふらふらとウシガエルの口に飛び込んだのが真相だという。
しかし彼女は復活した。アレキサンドラの涙によって!
『さあ、示して見せよう。おまえたち力なき人間、そして勇気ある人間に、比類無きその道を』
リッキーの涙で、再び熱くなったクリスチーネは問答無用で、空間に生まれた不思議な鏡の中へと、二人を押し込んだのである。



