『蜂の子サイズだがな』 『それを言うなって。これでもすげえんだぜ。まっほうとか、強力になってだなあ』 言ってるところへ看守が来た。 『おまえら、何してる』 抜け出したのがばれてしまった。 『いけね! 入ってきた。しかたねえ。俺が惹きつけるから格子から出ろ』 なんだか一気に頼もしくなって一行をサポートし始めるクリスチーネだったが、 ガン! 後ろに回ったリッキーの渾身の一撃で敵はよろよろ。 『いわれのない暴力は嫌いなんですが』