両親の愛に背かれた悲しみにむせんでいる子供。 身体が育たず、食べたもの全てはき出してしまうような、華奢な姿の子供。 全てに飢え乾いている子供。 さらけ出せずにただ、堪え忍ぶ子供…… 手をつないでやればよかった。 だって、ボクにはなっちゃんがいた。 のりおにはなんだかワケのわからない説教するボクしかいなかった。 何なんだ、これ。 本当にワケがわからない。 悲しい。 涙が出るかもしれないと思って、そっぽを向いてしまったけれど、ふと風を感じて元に戻す。