【短編】 先生・・・好きだよ



いつの間にか放課後になっていた。

私は佑汰の態度の意味が分らずにいた

双子なのに・・・

自分が情けなくて、大泣きした

佑汰の事なら何でも知ってると思ってた。

勘違いしすぎたね・・・

そう思うとまた瞳から一筋の涙がこぼれた。




ふと目をあげる。どうやら泣きつかれて眠ったみたい。

時計を見るともう4時。部活始まってるじゃん。最悪。

急いで鞄を持って教室を出ようとした。

その時だった。

立ちくらみがした。

それも普通じゃないくらいの。

鞄の中に体温計が入っていた。

倒れやすい私に両親が私専用に買ってくれた体温計だった。

熱を計った。


ピピピッ ピピピッ ピピピッ

熱は37・5

たいした熱ではなにいけど、平熱が35・7の私には
きつかった。



「帰るか・・・・」



お母さんに電話してみる。お母さんは仕事中みたいで、
声が嫌そうな声だった。

(は?マジかよー・・・みたいな。)


お母さんの仕事場から学校までは30分かかるので、
玄関で待ってる事にした。


外は雨だった。





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