俺は菜美の手を握った


菜美の小さな手がすごく可愛いかった




俺は菜美を落とそうと優しくした



「ははっ♪」


なぜか菜美は笑い出した



「変なの♪」


そう言って菜美はずっと笑ってる



いつもの女なら嬉しそうに顔を赤くするのに・・・



こいつは違うのかな・・・



菜美は笑い飽きたのか月をぼーっと見上げて歩いていた



菜美の栗色のふわふわな髪が風になびいてすごくキレイだった