「な、なにやってんの、太一。」

「んーっ？精神統一。」

「はあっ？」

俺の行動が不可解なのか、ユミちゃんは呆れたように首をかしげる。


うんうん、そうだろう。

はたから見れば不思議に違いないよね。


だけど、俺にとっては。
意味のあるとっても真剣な行動なんですよ、ユミちゃん。


「はあ…、太一が変なのはいつものことか。」


そう言って、ユミちゃんはローテーブルの前にちょこんと座る。