責めるような目じゃなく。俺のコトを心配するような…、そんな目で見られるとどうしたらいいのかわからなくなる。 「別に…向き合ってないわけじゃないよ…。」 正直、ユミちゃんが俺のコトをどう思ってるのかなんて、考えたこともなければ気にしたコトもない。 だって…ユミちゃんは幼なじみだから。 それ以上でもそれ以下でもない幼なじみだから。 恋愛対象かどうかなんて…考えたこともないんだ。 「俺にとって…ユミちゃんは可愛い女の子で…。手に入れたいメスではないよ。」 それは、正直な俺の気持ちだった。