ボクがキミをスキな理由【短編集】



ハジメテ一線を越えた、俺


そして本当の意味で繋がりあった、俺とアンナ




俺は毎日幸せやった。




アンナとの電話
アンナとのキス


そして…SEX




あの頃の俺は初めての恋に夢中やった。



――アンナがいればそれでいい



それぐらい、俺はカノジョに溺れてた




こんなに俺が幸せやから
きっとアンナも同じように幸せに違いない。




2人の時間がこんなにも楽しいから
アンナは俺を愛してくれ始めたに違いない。




どこまでもバカでコドモな俺は
そう信じて疑わなかった。





カノジョが三日月の月を見るたびに
悲しそうに眉を歪める理由すら……


何一つ、気づかずに。