ボクがキミをスキな理由【短編集】



――ホンマやな、アンナ



SEXは会話



ボディトークだと言った君の気持ちが、今になってよくわかる。



カラダが最高に気持ちよくて
あの快感が忘れられなくて


覚えたてのサルのように
何度も何度も君の中に俺の情熱を放ったけれど、俺は君と繋がるたびにこう思ったんや。




カラダよりもココロが気持ちいい。




アンナと繋がるたび
恥ずかしい場所
恥ずかしい反応を見せ合うたび


アンナと俺の間にあった最後の壁みたいなモノが少しずつはがされて、ありのまんまの自然な自分が顔を出す。




この人の前だけは、ココロの武器も防具も必要ない




そう……思えた。




アンナのことは大好きで大好きで、SEXする前は“好きだから抱きたい”と単純に思ってた。




カノジョの全部を手に入れるためだけに、キミを抱きたいと、そう思ってた。




でも…ヤッてみたら、全然違った。