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「ふ~~~~ん。
で、レオは年上美女に遊ばれちゃったワケだぁ。」


「はぁっ!?
なんでそーなんねん!!」


「だってそーでしょ?
体のいい童貞キラーじゃん、そのオンナ。」





俺の話を聞いた後
太一はフゥとため息を吐きながら
ココロのうちを吐露し始める。





「なんかよくわかんないなー。
美少年好きの痴女のニオイがプンプンする。」





――こーいーつー!!




イラついた俺が太一の頭をゴツンと殴ると



「いたーい!!何すんだよ!!
暴力反対、暴力反対~!!!」



涙目になりながら
太一は俺に異議申し立てをし始める。





「アホか。
人の恋路に口出しするからそういうメに合うんや。ちょっとは学習せぇ!!」





そんな太一に向かって更に悪態をつくと、



「おこりんぼなレオなんてキライだい。」



イジイジしながら太一は何かを呟いた。