「星野さん、 ココの問題わかった?」 「ううん。 全然わからなかったの。 教えてくれる?成宮君。」 「もちろん。」 私の彼は地味オトコ イマドキ珍しい、ビン底メガネに 校則どおりの野暮ったい服装 茶色くてキレイなのに なんだかボサボサの髪の毛 トモダチの弥生や葉月からは “ジミーズ・ナリミヤ” なんて呼ばれる彼の名前は 成宮 仁(ナリミヤ ジン) 私の大好きな大好きな 世界一優しい、カレシだ。