ボクがキミをスキな理由【短編集】




「ビッチにはビッチなりの過去がある。
どんなに今を取り繕っても消せない過去ってやつがな。」


「…は…??」


「純情ぶっても一途ぶっても
過去は絶対変えられない。
それが“消せない過去”ってヤツだからなぁ。」




フフっと笑って晃兄ちゃんは
俺のオデコをツーンとつつく。





「いってぇ!!
なにすんだよっ!!」





まるでコドモをあしらうように
バカにしたような態度に
俺は正直ムッとなる。





そんな俺を見てバカにしたように
晃兄ちゃんはフフンと笑う。




「やめとけ、やめとけ!
そんなオンナ。
誰がツッこんだのかわかんないオンナ、キモチ悪くて付き合いきれないだろ~?そんなオンナとSEXしなきゃいけないかと思うと、俺は正直ゾッとするね。」





……は…???





「気持ち悪くないかー?
そんなオンナにツッこまなきゃいけないかと思うと。」