でもそこをなんとか“ウン”と言わせるのがプレイガールの腕のみせどころ。
「そんなの…
私にとってみたら悪条件なんかじゃない。好条件でしかないよ??」
「…え…??」
キョトンとした顔をした亮ちゃんに私は最後の勝負の言葉をかける。
「私は…亮介くんと付き合ってみたいの。
亮介くんのコトが大好きだから…遊ばれても、使われても、なんでもいいのよ。」
……そう。
手段なんて、なんでもいい。
大恋愛の末の愛もあれば、付き合ってみて初めて気づく愛もあるハズ。
きっとこの手のタイプのオトコは既成事実に持ち込まないときっと落ちない。
「亮介くんは…私のコト、嫌い?生理的に受けつけない??」
私の究極のキメ技。
ウルウルの上目使いで彼を見上げると
「いや…っ。
上原さんはカワイイし、嫌いじゃないけど……。」
亮ちゃんは照れて真っ赤な顔してワタワタしてた。



