囚われた兎①

「昨日はよく眠れた?」




「あ…はい…まぁ」




眠れるわけないでしょ!耀さん!




昨日あんなことがあって!




「その顔はあんまよく眠れなかったって顔だな?」




翔さんは少し顔を緩めながらそう言った




「べ…べつにそういうわけじゃ…!」




「まぁまぁとにかく! 昨日言ったことはほんとだからね?お姉ちゃん♪」