「もー悩んだって仕方ない! なってやりましょうとも! 獲物ってやつに!」




あたしはそう決意して、新しい制服に着替えてリビングに向かった




ガチャリ




「あ! おはよう~お姉ちゃん~♪」




ドアを開けるとこっちに顔を向ける蓮くんがいた




「おはよう、蓮くん」




「おはよう、漆ちゃん」




椅子につくと耀さんがそう言った




「おはようございます、耀さん」