俺は無理やり母に持たされた携帯電話を取り出し、良いんだな、と聞いた。 「今から救急車を呼ぶ。骨が折れたかもしれないしな。公にするぞ」 「よべば? どうせ、大したことないんだろ」 「大したことがなくても、悪意のあったことを証明して訴えるぞ」 「たかがイーゼルの下敷きになったくらいで、どうかしてるぜ。いつものことだろう。お前がなんかやらかすのは」