「すみません、遅れました」


皆の視線が一気にこっちへ集中する。


「木下ーお前トイレだったんだって?ずいぶん長いよなあ~もしかして・・・ふんばってきた??」

「えっ・・・」


声をかけてきたのはまだ一度も話したことがない和馬というやつだった。