優と特に会話する事もなく、ほぼ無言に近い感じで残りの授業を受けた。
近くで見ると本当にまつげが長くて、肌キレいだなぁ……
うらやましい……。

「なに?」
あっ!見すぎた?
「んっ?なんでもない」
ごまかすあたしに不機嫌な顔をする優。
「言えよ」
でたぁー(・∀・)ドS発言!!!
「だぁーかぁーらぁ…なんでもないよ!!」
「言えよ」
うっぅー……
「キレイな顔立ちでうらやましいなぁーって思ったの!」
「……」
あれ?
もしかして……
照れてる??
「照れてる??」
///
うっそー!
カワイい
「優って意外にピュアだね。」
「はぁ?照れてねーよ!ふざけんなっ」
あはは!!
「長岡!」
んっ!
「楽しそうだな?もう答えがわかったのか?先生に教えてくれよ!」
ありゃ。
騒ぎすぎたね…。
「ちがっ!こいつが話しかけたんスよ?」
あたしを指差す。
「違うしっ!罪擦り付けないでよ!」
全く!!!!
「おまっ!」
「長岡!」
優の言葉を先生が遮った。
チョークを差し出され、しぶしぶ黒板に数字を書く。
わぁお!!!
わかってたんだ…。
さすが、頭のイイ人は違うね。
席に戻ってきて優が
「覚えてろよ!」
やんっ!
(・∀・)ドS

でも、悪い人ではないみたい…。