よ つ の は

―はぁ…

やっぱり恭子姉… 怒るよね…
また悲しませるだけだったかな…



― ♪♪♪♪♪…

「っ… 恭子姉からだ…」

― pi…
「も… もしも 」



―「サクラ… アタシ、アンタを信じるよ」

―… !!!



その時 私は、恭子姉のその一言に、とても大きな愛情を感じたよ…。

― ありがとう 恭子姉…


とめどなく流れ出る涙は、私の中にある いくつもの感情を、全て洗いながしてくれた…。



―「桜ぁ、ご飯よー」

「あっ、お母さんが呼んでるから… ごめんね恭子姉、いつもありがとう…」

「うん! アンタなら上手くやれるよ、頑張んな!」

― pi…


―タッ タッ タッ…
「お待たせ、 あのねお母さん 実は… 私、今日ほんとは… 」

「どんな人なの? 今度お母さんにも紹介してねっ!」

―…
やっぱり、お母さんも気付いてたんだ…
「ぅん、とっても優しい人だよ。 今度はちゃんと紹介するねっ!」


― 何だろう… みんな温かいなぁ…
こんな私に、みんな優しすぎるょ…

でも… みんな ありがとう…


明日、勇気を出して未来さんにもミヤビのこと話そう…
きっと、未来さんも私の気持 分かってくれるよね…