「ぅん、私もっ! 今度はどこに行こっかなぁー。 今からすっごく楽しみっ!」
「ははっ、サクラは気が早いね」
「だってー、今度はいつになるのか決まってないんだもん…
ちょっと寂しいだけ…」
「サクラ… 」―
―… ギュッ…
「ぁ… っ 」
私の全身を包み込む ミヤビの体温…
ミヤビの胸元から聞こえてくる 少し早い鼓動…
わずかに香る 優しい日だまりのようなにおい…
「大丈夫… これからも俺はサクラとずっと一緒にいる。
どこへも行かないから…
心配すんな… 」
―…ぐすっ
「ぅん…、約束だょ。 ずっと… ずっと私のそばにいてね…」
「うん。 約束なっ… 」
このまま 時が止まってしまえばいい…
私はミヤビの腕の中で、そう本気で願った…。
「サクラ… 泣いてるのか?」
「な、泣いてないもんっ!」
「うそ、泣いてるじゃん」
「ちっ、違っ…―」
―…どきっ!
かっ…、 顔が近いよ…
―ドクン…ドクン…ドクン…
「あ… えっと、 そろそろ家に入るか…?」
「あっ、ぅ… うん! そうだったね! じゃあまた明日…!」
「…ぉおう! また明日なっ…!」
―… カチャ、 パタンっ…―
「ははっ、サクラは気が早いね」
「だってー、今度はいつになるのか決まってないんだもん…
ちょっと寂しいだけ…」
「サクラ… 」―
―… ギュッ…
「ぁ… っ 」
私の全身を包み込む ミヤビの体温…
ミヤビの胸元から聞こえてくる 少し早い鼓動…
わずかに香る 優しい日だまりのようなにおい…
「大丈夫… これからも俺はサクラとずっと一緒にいる。
どこへも行かないから…
心配すんな… 」
―…ぐすっ
「ぅん…、約束だょ。 ずっと… ずっと私のそばにいてね…」
「うん。 約束なっ… 」
このまま 時が止まってしまえばいい…
私はミヤビの腕の中で、そう本気で願った…。
「サクラ… 泣いてるのか?」
「な、泣いてないもんっ!」
「うそ、泣いてるじゃん」
「ちっ、違っ…―」
―…どきっ!
かっ…、 顔が近いよ…
―ドクン…ドクン…ドクン…
「あ… えっと、 そろそろ家に入るか…?」
「あっ、ぅ… うん! そうだったね! じゃあまた明日…!」
「…ぉおう! また明日なっ…!」
―… カチャ、 パタンっ…―
