―「ごめんねぇ お待たせっ!
はいっ、ミヤビの分のチケット!」
「おう、ありがとう。 えっと、じゃあチケット代を…」
「ううん、いいのっ!」
「いやいや、良くないって。 ちゃんと払うから…」
「いやだー、いらないもーん。
じゃあ代わりに、これからも ずぅーっと私のそばにいてミヤビの愛情をいっぱぁい ちょうだいねっ!」
「そんなの当たり前だよ。 俺は、サクラの事が 何よりも一番大切なんだから」
「やったぁ! その言葉が聞けただけで十分だもんっ!
あっ、映画始まっちゃう!
ミヤビ、はやくはやくぅ!」
「あ… おっ、おい待ってよ!」
まるで夢でも見てるみたい…
こんなにも素敵な人と、こんなにも幸せな時間を過ごしていられるなんて…
私もミヤビのこと、何よりも一番大切だょ。
― ガヤガヤ ガヤガヤ…
「そろそろ始まるかな…」
「ぅん… ねぇミヤビ、 見てるあいだも その… 手、つないでていい?」
―「うん、いいよ」
―… きゅっ…
やっぱりミヤビの手、温かい…
こうしてるだけで、何だかすごく落ち着く…。
ミヤビがとなりにいてくれるだけで、安心する…。
私、初めて“本当の恋”をしたんだ…
はいっ、ミヤビの分のチケット!」
「おう、ありがとう。 えっと、じゃあチケット代を…」
「ううん、いいのっ!」
「いやいや、良くないって。 ちゃんと払うから…」
「いやだー、いらないもーん。
じゃあ代わりに、これからも ずぅーっと私のそばにいてミヤビの愛情をいっぱぁい ちょうだいねっ!」
「そんなの当たり前だよ。 俺は、サクラの事が 何よりも一番大切なんだから」
「やったぁ! その言葉が聞けただけで十分だもんっ!
あっ、映画始まっちゃう!
ミヤビ、はやくはやくぅ!」
「あ… おっ、おい待ってよ!」
まるで夢でも見てるみたい…
こんなにも素敵な人と、こんなにも幸せな時間を過ごしていられるなんて…
私もミヤビのこと、何よりも一番大切だょ。
― ガヤガヤ ガヤガヤ…
「そろそろ始まるかな…」
「ぅん… ねぇミヤビ、 見てるあいだも その… 手、つないでていい?」
―「うん、いいよ」
―… きゅっ…
やっぱりミヤビの手、温かい…
こうしてるだけで、何だかすごく落ち着く…。
ミヤビがとなりにいてくれるだけで、安心する…。
私、初めて“本当の恋”をしたんだ…
