* 桜 side *
― チュンチュン… チュン…
「ぅーん… ふわぁ〜。
あっ、おはょ 小鳥さん! 私ね、今日とぉっても大切な人と デートなんだぁ」
今日も良い天気。
でも、今日は いつもより素敵な朝に感じるなっ。
だって今日は、ずぅっと楽しみにしてた 特別な一日だもん!
「ぉはよぉ お母さん!」
「あら桜、おはよう。 今日は いつもより早起きね。 桜の大好きな、はちみつトースト焼いておいたわよ」
「わあぃ、さっすがお母さんっ!」
お母さんが用意してくれた、トーストとホットミルク…
恋をしている私の目には、目の前の まっ白なミルクでさえ、ほんのりピンク色に映っていた…。
「ところで桜…
今日は、どこまで出かけるの?」
「えっ…、あぁ!ちょっとね!
ほらっ! 前の高校の友達の みどりちゃんと、久しぶりに映画にでも行こうって… 」
「ふぅーん あらそう…」
「う、ぅん!…」
夢を叶えるため…
そうわがまま言って転校をした私は、彼氏とデートに行くって一言が、お母さんに言えなかった…。
「じゃ…じゃあ、夜までには帰ってくるから 心配しないでねっ」
「はいはい、今日は 左右ちゃんと同じ靴を履いて行くのよ」
― チュンチュン… チュン…
「ぅーん… ふわぁ〜。
あっ、おはょ 小鳥さん! 私ね、今日とぉっても大切な人と デートなんだぁ」
今日も良い天気。
でも、今日は いつもより素敵な朝に感じるなっ。
だって今日は、ずぅっと楽しみにしてた 特別な一日だもん!
「ぉはよぉ お母さん!」
「あら桜、おはよう。 今日は いつもより早起きね。 桜の大好きな、はちみつトースト焼いておいたわよ」
「わあぃ、さっすがお母さんっ!」
お母さんが用意してくれた、トーストとホットミルク…
恋をしている私の目には、目の前の まっ白なミルクでさえ、ほんのりピンク色に映っていた…。
「ところで桜…
今日は、どこまで出かけるの?」
「えっ…、あぁ!ちょっとね!
ほらっ! 前の高校の友達の みどりちゃんと、久しぶりに映画にでも行こうって… 」
「ふぅーん あらそう…」
「う、ぅん!…」
夢を叶えるため…
そうわがまま言って転校をした私は、彼氏とデートに行くって一言が、お母さんに言えなかった…。
「じゃ…じゃあ、夜までには帰ってくるから 心配しないでねっ」
「はいはい、今日は 左右ちゃんと同じ靴を履いて行くのよ」
