よ つ の は

うわぁー… スゲェ嬉しいけど、プレッシャーだなぁ…

サクラが、あんなにも楽しみにしてくれてるのに、また俺が遅刻したりしたら どうしよう…。



い… いかんいかん! また余計な事ばかり考えてたら 今夜も眠れなくなるよ…


「送ってくれて ありがとう。ばいばぁいミヤビ! また明日ねっ!」

「お、おぅ!…」





― そして夜…

思った通り 俺は全くもって眠れないのだった…。

あー ダメだあ… ちっとも眠くない。
寝ても覚めても、サクラの事ばかり考えてしまう…

学校で会っている時間は、すごく楽しい…
けど、こうして会えない時間は、痛いほど切なくて…

なぁ、神様… 恋ってやつは 俺には苦しすぎるよ…



あーダメだぁ… 眠れない…







― チュンチュン… チュン…―