― なっ、何だ今の“ふふっ”て笑いは…。
とにかく、この子を送って行かなきゃな…。
「もしもーし、大丈夫ですかぁー? 俺 君の家知らないんですけどー」
「―… ぅ、ぅん…」
「おっ、やっと目が覚め…」
―…ガバッ!
「―… !!!」
それはあまりにも突然の出来事で、俺は一瞬何が起きたのか理解できなかったけど、確かに感じる唇への温かさが、無言の答えを教えてくれた。
―… ちょ、ちょっと!
俺は、とっさに彼女を振り払う。
「お、おい どうしたんだよ急に! だいたい今日一日おかしいよ?! 俺達まだそんなに話した事も無いのに、あんな態度とってさ…―」
「― ぐすっ…」
―… な、泣いてんのか?
「アタシだってそのくらい分かってるもん… 急にあんな事言ったら逆に迷惑だって。でもアタシ、ずっとミヤの事が好きだった」
―そうだったんだ…。全然気づかなかったよ。
「でもアタシ こんなキャラだからさ…ずっと好きって言えなかった。 だからミヤの事良く知ってるUKに相談したんだよ。 そしたら何て言われたと思う?! 『ごめんね未来… 俺はその相談には のれないよ。実は俺も、ミヤビの事が好きだからさ』って言われたのっ!」
とにかく、この子を送って行かなきゃな…。
「もしもーし、大丈夫ですかぁー? 俺 君の家知らないんですけどー」
「―… ぅ、ぅん…」
「おっ、やっと目が覚め…」
―…ガバッ!
「―… !!!」
それはあまりにも突然の出来事で、俺は一瞬何が起きたのか理解できなかったけど、確かに感じる唇への温かさが、無言の答えを教えてくれた。
―… ちょ、ちょっと!
俺は、とっさに彼女を振り払う。
「お、おい どうしたんだよ急に! だいたい今日一日おかしいよ?! 俺達まだそんなに話した事も無いのに、あんな態度とってさ…―」
「― ぐすっ…」
―… な、泣いてんのか?
「アタシだってそのくらい分かってるもん… 急にあんな事言ったら逆に迷惑だって。でもアタシ、ずっとミヤの事が好きだった」
―そうだったんだ…。全然気づかなかったよ。
「でもアタシ こんなキャラだからさ…ずっと好きって言えなかった。 だからミヤの事良く知ってるUKに相談したんだよ。 そしたら何て言われたと思う?! 『ごめんね未来… 俺はその相談には のれないよ。実は俺も、ミヤビの事が好きだからさ』って言われたのっ!」
