よ つ の は

「はいはーい みんな注目！ こうして可愛いサクラちゃんも入部してくれた事だし、改めて今度の日曜日の新入部員歓迎会は、ちゃんとみんな出席するよーにっ！ まだ出席欄に名前書いてないヤツいるでしょ！ もう書いて無くても 俺の権限で強制参加 決定だからねっ！
サクラちゃんも いいよね？！」

「―…あっ！　はい！私なんかが参加して良いんでしたら喜んで！」

あ… そっかぁ、また歓迎会の事 忘れてたよ。
さ… サクラちゃんも行くんだ…。

「あー なになに その面白そうな企画！ ねぇＵＫ、当然アタシも参加していいよね？」

「えーっ だって未来はウチの部員じゃないじゃん…」

「あらっ？ このアタクシを誘わないおつもり？」

「わっ… 分かったよ。 そのかわり！ちゃんとサクラちゃんを連れてくるのが条件ねっ！」

「何それー アタシがオマケみたいじゃん！ いいょーだ、アタシはサクラの保護者として サクラに悪い虫が寄ってこないよぉに監視役として参加しますからっ！」

「わぁ〜　未来さんも来るんですねっ！　私 嬉しいです！」

「ふふーん、どうせアタシは『オマケ』ですけどっ！」

「よーっし 決定！ じゃあみんなも 集合時間に遅れないようにねー！」