よ つ の は

― 三年後…


―チュンチュン… チュン

「あー、いたいた!
おーいっサクラちゃーん!」

「あっ、良治さん お久しぶりですっ!」

「わぁー久しぶりだね、元気にしてた?」

「はぃ、良治さんも元気そうですねっ!」

「うん。 子供も無事に産まれて、元気に育ってくれてるしね!
ほら桃衣っ、ちゃんとサクラちゃんに挨拶は?」

―…
「さくらちゃん こんにちはぁ!」

「わぁ、かわいい女の子ですねっ!」

「でしょ? パパに似なくて良かったなぁー 桃衣っ!」

「うんっ!」

「うわっ、ひどいなぁ…」

「あはっ!」




「だけど、時間が経つのって早いよなぁ…
今日で三回忌だもんね…
あれからもう三年も経つんだ…」

「そうですね…
私もまだ 今でも信じれないです…
まるで 昨日のことみたいで…

たまに フッと思うんです…
ミヤビが また帰ってくるんじゃないか…って 」

「サクラちゃん… 」

「ふふっ、おかしいですよね。
もういい加減 現実を見つめなきゃって思うんですけど、なかなかそう簡単にいかなくて…」

「無理して忘れなくてもいいと思うよ。
だってミヤビはずっと、サクラちゃんの中で生きつづけてるんだから…」