よ つ の は

「なぁサクラ…
最後に… 最後にこれだけは言わせて…


 俺… 今でもサクラが好きだよ… 」



―!!
「ミヤビ…
私も…  私もずっとミヤビが大好き…
ずっとミヤビのこと大好きだょ… 」



「ありがとう… サクラ… 」

「ミヤビ… 」


―… ふっ…





私の唇に伝わる ミヤビの体温…

ミヤビが生きてる証の 温かさ…

ミヤビの唇から伝わる 無言の愛は、胸が張り裂けそうなほど悲しくて、とても切ない 涙の味がした…







―…
「ミヤビ…
私…  いま すごく幸せだょ… 」


「 ―…  」

「み… ミヤビ… 」

―…



―…!!
「み… やび… 」



ミヤビの生きてる証…
ミヤビの体温が消えていく…

握りしめたミヤビの手から、どんどん消えていく…




「みっ… みや… ミヤビぃっ!!!」

―…




「そんな… 何で…
何で返事してくれないのっ!!
さっきみたいに“サクラ”って呼んでよっ!
ねぇミヤビ…  お願い…
お願いだから何か言ってよぉっ!!」




静寂の中、私の声は 虚しく響き渡るだけだった…