よ つ の は

「ちっ… 違うよミヤビっ!
ミヤビはダメな彼氏なんかじゃないよっ!
私ににとって、ミヤビは最高の彼氏だよっ!
ずっと… ずっとそうだったょ…
だから そんなこと言わないで…」


「ありがとうな サクラ…
でもこれからは、サクラは女優として、月乃 桜として、自由に生きていって欲しい…
素敵な人と出会って、幸せになって欲しい…
俺の分まで、幸せに生きて欲しいんだ…

サクラ… 今までありがとう…」

「なに言ってるのっ! 私にはミヤビしかいないのにっ!
私はミヤビと一緒じゃなきゃ 幸せになんかなれない!
ミヤビじゃなきゃ嫌だよっ!」


「サクラ…
でも…  でも俺、もう今夜には… 」

「そんなことないもんっ!
ミヤビがあきらめなければ、絶対もっと生きていられるから!
頑張っていれば、必ず明日は来るって 私にそう言ってくれたのはミヤビじゃないっ!
お願いだから頑張ってょ…
もう会えないようなこと言わないで…
私のこと、置いていかないでょ…
お願い… もう 独りにしないで… 」


「ゲホッゲホッ!!」

「ミヤビっ!!」


「ごめん サクラ…
  俺、もうダメだわ…」

「嫌だよっ!! そんなこと言わないでよっ!!」