よ つ の は

―タッ タッ タッ タッ …

 ガチャ…
「ごめんね、なかなか自動販売機が見つからなくて…

―…!
 み… ミヤビ、その紙… 」


「ねえ…? これ、どういう事?
この黒石雅って 僕の名前だよね…?

今夜が峠だって…
生存率0%って書いてあるよ… 」


「い… いゃだから それは間違いで… 」

―バンッ!!
「間違い?! そんなウソで騙せると思ってるの?!
退院して頑張れば、また思い出すって?!
頑張っていれば、必ず明日は来るって?!

ほんとは 退院どころか、明日なんて来ないんじゃないかっ!!」


「違う! 違うのミヤビ!
先生は そう言ってたけど、ミヤビが頑張れば、もっとたくさん生きられるよっ!
ミヤビなら、奇跡を起こせるって、私 信じてるもんっ!!」

「うるさいっ! もうほっといてくれっ!!」

―ドンッ!!
「キャッ!」バタッ…


― ポトッ…

突き飛ばされた私は、勢いで床に倒れ込んだ…
その時、さっき看護婦さんから受け取った、私とミヤビの“四つ葉のクローバー”が、倒れた反動でポケットから床に舞い落ちていた…

「あぁっ、 二人の大切なクローバーがっ!」

私は慌てて、クローバーを拾いあげた…