よ つ の は

「ねぇ看護婦さん…
私… 私いったい どうしたらいいの…」


「先生からも話しは聞いてると思うけど、もうこれ以上はどうしようもないの…
あとは、黒石君の気持ち次第…
彼が生きようとする 意思が必要なの…
だから、お願い…  サクラちゃんが黒石君の側で、彼が生きようとする力を、希望を与えてあげて。
それが、今の彼に出来る 最前のことなの…」


そんな… 私なんかには何もできないょ…
ずっとミヤビに迷惑ばかりかけてきたんだもん…
ミヤビに辛い思いばかりさせてきたんだもん…
きっと今のミヤビは、私なんかと一緒にいたくないと思ってるょ…
私なんかが側にいない方が…


「あと…、 これは 黒石君が病院に運び込まれてきた時に、彼が握りしめていた物だそうよ…」


―…!
「こ… これ…
あの日 二人で、公園で見つけた 四つ葉のクローバー!」


「彼が事故をしたのが 公園の前だったのよ…
彼ね、こんな状況なのに、このクローバーだけは 絶対に離そうとしなかったの…
そして、あの時と同じ…
何度も何度も、ずっとつぶやいてた…

―“このクローバーを、サクラに渡すんだ”…って 」



―…!
「み… ミヤビ… 」