よ つ の は

「そんなの…  そんなの余りにも不公平だよっ!
いったいミヤビが何をしたっていうの?
ミヤビは何も悪くないのに…

いつも私に優しくて、いつでも私のこと気遣ってくれて…
いつも… いつも私のことばっかりじゃないっ!

ミヤビはいつでも自分のことは後回し…
何でも 私のこと優先してばっかりで…

今日だってそうだょ…
どうして私が生きてて、なんでミヤビが死んじゃうの?
ミヤビが死ぬことに、意味なんて無いじゃない…
だったら…、 だったら代わりに私が死ねばよかったのにっ!」


―…パァンッ!

―…!


「そんなんで… そんなんでミヤビが喜ぶとでも思ってんのかよ!!
何でミヤビが こうなっちまったか、理由なんて分かんねぇけど、絶対に意味無くなんてねぇんだよ!
ミヤビがこうなったのも、きっと何か意味があるんだ…
誰かの代わりに、誰かが不幸にならないように、そいつの不幸を全部 背負ってくれたんだよ…

ミヤビは犬死になんかじゃねぇんだよ… 」

―…
その瞬間… 頬を刺す痛みを感じるよりも、自分の心の奥にある痛みの方が、より一層 痛く感じた…



いつもそうだった…

私とミヤビが一緒にいた時も…