よ つ の は

* 雅 side *


「でもほんと、こうやって サクラと一緒にいるだけで世界の色が 違って見えるのが不思議だよ…
何か悩んでる事も すごくちっぽけに感じる。
サクラと出会えた事が、俺にとっての 最高の奇跡だよ…」

「うん、私も!
ミヤビと一緒にいるだけで ほんとに幸せ…
私も ミヤビから たくさんの奇跡をもらったよっ!
ありがとぅ ミヤビ… 」




―…?!
「あっ… 雪だ… 」

それはまぎれもなく、12月24日のクリスマスイブに、神様がくれた 愛の奇跡だった…


「わぁ… すごくキレィ… 」

そう言って、空から舞い降りる雪をながめているサクラの横顔は、世界中の どんな宝石にだって負けないくらい、純粋で キラキラと輝いていた…


「ふふっ、またミヤビから奇跡をもらっちゃった。
今日は二人の 初雪記念日だねっ!」

「そうだね、またひとつ サクラとの記念日が増えて 嬉しいよっ!
じゃあ、次は サクラの誕生日記念日かなっ!
…って、そう言えば俺、サクラの誕生日って知らないや…!
何で今まで、そんな基本的なこと話さなかったんだろう…
ごめんねサクラ、俺ってそうゆうとこ抜けてんだよなぁー!
ねぇ、サクラの誕生日って いつ?」