よ つ の は

どうにかしてやりたいが、俺には どうしようも無かった。
それでも人間とゆう生き物は 放っておくと自分で頭を使い、考えて行動し始める。
バカらしくなったのか、もともとそういう性格なのか…とりあえず遊び始めるヤツ。
自分の中にある『演技の練習』とゆうイメージに向かって模索する者、それを見てグループに入り 自分達なりに即興ドラマみたいなものを始めるグループ…。
こうして見ていると様々だが、自分勝手な俺は『あ…放っておいても大丈夫そう』とゆう考えがよぎり あえて演劇部には関与しない事に決めた。

そう… この時までは…



― それから数日後

ある程度 みんなも打ち解けてきたころ、イベント事が大好きなUKが 何やら鞄の中から輪ゴムで止めた一枚のA3用紙くらいの紙を取り出し、ニヤニヤしながら それを壁に貼りつけていく…

『新… 員歓… 2010!』

UKの体が邪魔をして よく読めない…

そして紙を貼り終えたUKは、振り返ると同時に いつものテンションで こう言った。

「はいっ!みんな注目! そろそろ部員も増えてきた事だし、今度の日曜日に『新入部員 歓迎会 in2010』を開催したいと思いまーすっ! みんな強制参加だからねー!!」