‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ そんなことがあったのか… 「あの子は昔から一度決めたことは曲げない…でも…好きでもない相手と結婚なんて…それに大学も行かないで…新婚生活がいきなり海外って…」 「…」 「…でもね。勝也くんの事はよく聞いてる。なんでも努力家だし、尊敬できるって。女好きは感心しないそうだけど」 クスリと美胡の母は笑った。 ペコリと頭をさげて美胡の家をでた。 尊敬…か。初めて言われた。 金と引き換えに結婚なんて… 俺がぶっ壊してやる。