「あら…どうかなさって?ここはわたくしの家ですが…」 しめた! 「あ…俺、美胡ちゃんの同級生で、今日は宿題を…」 言い終わらないうちに 婦人はにっこり笑っていった。 美胡似の美人だった。 「美胡のお友達ね。わたくし、美胡の母です。どうぞ入りなさい」