‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 俺はハルがマスコミに囲まれて行ってしまったあとに美胡を抱き締めた。 「よかった。お前がつれてかれなくて…」 「ありがと………私…」 二人の唇が重なる。 恍惚とした。 美胡はそして、俺にこっそり耳打ちした。 「私も…………私も大好きよ。勝也」 はじめて名前をよんでくれた。