しばらく雑談して、日が暮れてきた。 「さてと、邪魔者は帰りますか。」 楓先輩の一言にみんな動き始めた。 おじいちゃんとおばあちゃんまで。 「みんな、3日もここにいたから・・・・。」 おばあちゃんが笑って言った。 3日も?? あたし、そんなに眠ってたんだ。 それでも、みんなあたしの傍にいてくれた。 「ありがとう。」 あたしは笑顔でみんなを見送った。 そして、病室に残っているのは、 蒼空くんだけ。