「また来てたのかよ、葵。」


ビクッ!

あたしの体が声に反応した。

声の主は、潤先輩。


「来たらいけないのー?」


「お前が来るとろくなことないし。」


潤先輩と葵さんの言い合い。

そして、それを羨ましそうに見てるあかりん先輩。


「潤!行こっ!!」


ついにあかりん先輩が先輩の手を引っ張った。
あかりん先輩、きっと・・・・。


すると、潤先輩があたしの耳元で呟いた。


「似合ってるよ。」


誰も聞こえないくらいの声で呟いて、どこかへあかりん先輩と行ってしまった。


あぁぁぁぁ、恥ずかしすぎで顔が熱い。