「そうだよね・・・・。蒼空くんにとって、あたしは・・・・なんでもないんだよね。」

あたしは、気がついたら走り出していた。


そして、寮に向かい、外泊届けを出して学園の外に出た。



はぁ・・・・


きっとみんなに迷惑かける。



でも、誰とも顔を合わせたくなかった。



あたし決めた!!


潤先輩のことは振る。


そして・・・・


蒼空くんのことも諦める。


こうするしか・・・・・公平にいかないから。

これ以上、つらい思いはしたくないから。