「蒼空くん、これ。」


汗をかいていた蒼空にタオルを差し出していた、あの女。



「ありがとな。」


そう蒼空からの言葉が返ってくるとあの女は速歩きでその場から離れる。


そして、蒼空に見えないところで顔を赤くする。











あの女は、蒼空のこと好きなんだな・・・・?




それに潤は気づいているのだろうか。


むしろ、優那は潤が思っていることを知っているのだろうか。